AIはどこまで人間に迫れるか
わたしたちは 文章を自分で書くことが当たり前の時代に生まれました。
街を歩けば、いたるところに文章が溢れかえり、それを考えたのは生身の人間です。
コンビニの惣菜の棚に陳列されたおにぎり1つを手にしてみても、”いくら醤油漬け”という商品名が書いてあり、“北海道産こだわりおむすび”みたいなキャッチコピーまでついています。
想像してみてください 手にする商品は文章だらけです。文字が書いてないものを、まず目にすることはないでしょう。
それは 今 流行りの副業やネットビジネス業界においても同じです。
コンテンツを作ったり、ブログを書いたり、SNSだったりと。
いろいろあるのですが、基本 どれも文章がなければ成り立ちません。
✅ コンテンツを制作するときの内容
✅ 教材の特典 や無料企画の特典
✅ ブログ記事
✅ SNSの説明文などのネタ出し
✅ YouTube動画のシナリオや説明文
文章はそれほどビジネスにおいては必須なものなのです。
これを書くのは 血がかよった人間です。
その文章はパッとひらめくこともあるでしょうが、長くビジネスに関わっていくのなら、
精魂込めて、時間を削って 書かなければならないのが普通です。
コンテンツを作ることのストレス
パッと思いつくだけでも結構あります。
✔ 情報収集に時間がかかりすぎて文を書くころにはヘトヘトに
✔ どのような順番で知識を出していっていいのか躊躇してタイピングがすすまない
✔ ブログの毎日1投稿を続けてるけど、追いついていくのがやっと。そのしわ寄せで手首と腰がいたくなってきた
✔ 自分の経験から文章を書いていたら、それを出し切った時点で先がつづかなくなった
✔ 文章のかき方を勉強しているけど、まだ写経の段階 これもかなり骨が折れている
✔ 1文毎に 流れが揃ってしまいセンスがないと落ち込んでしまう
✔ 永遠の思考のループから抜け出せなくなり長時間の作業になる恐怖
✔ 大勢の人が読むと思うと力が入って 何を伝えたいかわからない文章になる
✔ 長い文章を考えると、言葉の係り受けが破綻してしまう
✔ タイピングがそもそも苦手なのでストレスしかない
それは、
時計の針が 深夜0時過ぎを回ったとしても、
いそぎの内容であれば、作業の手を止めるわけにはいきません。
明日 会社に出勤しないといけなくても
睡魔が襲い眠くても、風邪気味で38.5℃の熱があったとしても、歯をくいしばって気合と根性で頑張るしかないのです。
気合いだ、気合いだ、とアニマル浜口ばりに洗面所の水道水で
頬をパンパンとはって 自分のテンションを上げて書くのです。
と、これは今までの話です。
でも、これから先の世の中では違ってきます。
そう、あなたもご存じかも知れませんがAIが文章をスラスラと書いてくれるということです。
いったいどういうことか深堀していきましょう。
もし、AIで文章が書けるというとどのくらいのレベルのものを想像されるでしょうか。
低いレベルのものでは到底 役にはたちません。
AIが魂を込めた文章を書くためには、人間の心を理解し、共感できていなければならないでしょう。
日本ではまだ深刻に考えられていませんが、AI技術先進国のライティング業務に関わる人たちは、自分たちの仕事をAIが奪ってしまうのではとおびえています。
そう思いはじめている人もいるでしょう。
しかし 冷静に考えてみると、文章を書くということは、想像以上に複雑なことがわかります。
AIが人間と同じような感情を表現できるようになるには、人間を理解し 共感することが必須になるのです。
もし、仮にデータを積み重ねて人間について理解はできたとしても、共感という概念は 繰り返しの学習でみにつくとはとても思えません。
これを読んでいる あなたでさえ、 共感について 教わったことがあるでしょうか。
ビジネスでも 共感、ファン化のテーマは よく取り上げられますが 大変奥が深いものです。
人間でさえ よく理解できていない部分といえるでしょう。
その共感の部分を人間より はやくAIが理解できるとは到底 思えないのです。
AIは、すでに 具体的な名前を取り入れた文章で人をシンプルに感動させたり、
親しみやすい話し言葉で、違和感のない文章を書くことができます。
また、AIは特定の作家にしか書けないような独特の言い回しも書くことができます。
何年にもわたって、AI はより多くの人間の言語をサンプリングし 学習していった結果、よりスムーズな文章を書くことができるようになったのです。
つまり、コンピューターは、人工知能を使用して人間の作家の作風や、ライター心理は ほぼ真似できるようになりました。
なので、
知識だけを盛った文章を書くのなら現段階でも AIのほうが上をいってしまう感じです。